歯磨き粉の種類について

ドラッグストアでは多くの種類の歯磨き粉が置いてあり、どれにしたら良いか迷うことはないでしょうか?

実は、歯磨き粉は入っている成分によって、効果が変わってきます。
では、歯磨き粉の成分とその効果について見ていきましょう。

効果① 歯周病対策

歯周病は、歯周病菌によって歯茎がダメージを受け、腫れたり、ひどい場合は骨が溶け、歯がグラグラしてきてしまう病気です。

歯周病菌を減らす為にプラークを、しっかり落とす事が大切です。
よって殺菌効果が高い歯磨き粉を選びましょう。

【殺菌効果の成分】

◆IPMP (イソプロピルメチルフェノール)
◆CPC  (塩化セチルビリジウム)
◆塩酸クロルヘキシジン

効果② 虫歯予防

虫歯予防にはフッ素が効果的です。
なぜなら、フッ素は歯磨きで落とせなかった汚れが作る虫歯の原因菌の働きを弱めて、虫歯の原因である酸の量を少なくします。
また、歯の表面を酸に溶けにくくして歯質を強化してくれます。
さらに、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進します。

【フッ素の成分】
フッ化ナトリウム
モノフルオロリン酸ナトリウム

効果③ 知覚過敏

知覚過敏は歯茎が下がったり、歯ぎしり等で歯のエナメル質が削れて内部の象牙質が出てしまって、しみる症状のことです。

外部からの刺激を一時的にバリアしてあげる事によって、しみる事を防ぎます。

【知覚過敏に有効な成分】

◆硝酸カリウム
◆乳酸アルミニウム
◆ハイドロキシアパタイト

効果④ 着色除去

食べ物や飲み物によって、どうしても歯の表面が着色してしまう事があります。
歯科医院でクリーニングすると除去する事が出来ますが、歯磨き粉にも着色に有効な成分があります。

ただ、研磨剤が多く配合している歯磨き粉は、歯の表面を傷つけて知覚過敏の症状をひきおこしてしまったり、逆に汚れが着きやすい環境にしてしまう事もあるので、注意が必要です。

【着色除去に有効な成分】
◆炭酸水素ナトリウム
◆炭酸カルシウム
◆無水ケイ素

このように歯磨き粉の中の成分によって効能が変わってきます。

目的によって選ぶものが変わってくるので、効果を把握して歯磨き粉を選ぶなら、歯を健康に維持する手助けをしてくれます。

また色々なフレーバーも出ているので、その日によって歯磨き粉を使い分けすると気分転換にもなりお薦めです。

ひかり歯科クリニック摂津院 歯科医師 枝澤 祐馬