歯ブラシの正しい動かし方と交換時期

自分ではちゃんと磨いているつもりでも、歯科医院に行くたびに磨き残しがあると言われる方は多いと思います。
今回は正しい歯磨きの仕方と、歯ブラシの交換時期について解説していきます。

〈正しく歯を磨く4つのポイント〉

①歯ブラシはえんぴつのように持つ
歯ブラシを握りながら磨いていませんか?それではかなりの力がかかってしまいます。正しいブラッシング圧は150~200g、歯ブラシの毛先が広がらない程度の力です。正しいブラッシング圧を守るために、えんぴつ持ちを意識しましょう。

②細かく動かす
ついゴシゴシと大きく歯ブラシを動かしたくなるかもしれません。しかしそれでは細かいところの汚れは落とせません。歯を1本ずつ磨きましょう。だいたい1カ所につき20~30回を目安に動かしましょう。

③歯と歯ぐきとの境は45度の角度で当てる
歯と歯ぐきの境にはポケットという溝があります。このポケットの中まで毛先が届くように、45度の角度で歯ブラシを当ててください。

④デンタルフロスか歯間ブラシを使用する
どんなに歯を磨いても、汚れは全体の60%ほどしか取れないと言われています。なぜかというと、歯と歯の間の汚れは、歯ブラシで落とせないからです。そのためデンタルフロスか、歯間ブラシを使用して、汚れを落とす必要があります。

〈歯磨きのタイミング〉
食事をしたら歯を磨くことを習慣にしましょう。外出中などどうしても磨けないときは、せめてうがいだけでもしてください。
また就寝中は唾液が分泌されず、お口の中が乾燥します。そうすると口腔内細菌が増殖しやすくなります。
そのため夜寝る前は時間をかけて、できれば10分ほどを目安にして丁寧に磨いてください。

〈歯ブラシの交換時期〉
歯ブラシをどれくらいの頻度で交換するべきでしょうか?交換目安は、『1ヶ月に1回』です。何ヶ月も同じ歯ブラシを使っていると、
毛先が広がってきて、歯の汚れが落ちにくくなります。また、衛生的にも、月に1回替えることをオススメします。
1ヶ月経っていなかったとしても毛先が開いている場合は、新しいものに交換しましょう。
そしてブラッシング圧を弱くするように意識しましょう。

〈まとめ〉
正しい歯ブラシのポイントは、4つあります。

①歯ブラシはえんぴつのように持つ
②細かく動かす
③歯と歯ぐきとの境は45度の角度で当てる
④デンタルフロスか歯間ブラシを使用する

また歯ブラシの交換目安は1ヶ月に1回です。正しい動かし方、正しい交換時期を守って、お口の健康を目指しましょう。
そして歯科医院に定期健診に行った際は、ブラッシング指導を受けるようにしましょう。

ひかり歯科クリニック摂津院 院長  宮地 久崇