口内炎ができると、熱いものを飲んだ時や食べ物がその部分に触れただけでも激痛が走ります。
小さな口内炎でも痛みは鋭く、人によっては同時に数個出来てしまう方もいます。
今回は、口内炎が出来た時の対処法や予防法について解説していきます。
口内炎が出来てしまったら、どのように対処したら良いのでしょうか。
【1】軟膏を患部に塗る
口内炎が出来た場合、「ケナログ」などの軟膏を塗ります。
薬を塗る場合は、綿棒か清潔な指で塗るようにしてください。
【2】歯科医院を受診する
歯科医院では、レーザー治療によって口内炎を治療することが出来ます。
軟膏を塗るよりも比較的短時間で痛みを和らげることが出来ます。
またレーザーの照射によって、患部を殺菌・消毒する効果も期待できます。
また、口内炎の原因がかみ合わせのズレや、不適合な入れ歯などにある場合は、歯科医師が調整する必要があります。
【3】タバコやお酒を控える
タバコや、お酒は口内炎の治癒を遅らせます。
できるだけやめるようにしましょう。
【4】患部を不必要に触らない
口内炎ができると気になって指や舌で触りたくなるかもしれません。
しかし治癒を遅らせることになりますので、不必要に触るのはやめましょう。
【1】お口の中を清潔な状態に保つ
口内炎は、口腔内細菌が多いとできやすいと言われています。
そのため、できるだけお口の中をきれいな状態に保つことが、口内炎を予防する上で欠かせません。
毎食後ていねいに歯磨きをして、お口の中で菌が繁殖するのを防ぎましょう。
ただし、強い力で磨くと歯ぐきを傷つけて口内炎を作る原因となります。
優しい力で磨くようにしましょう。
また、うがい薬で毎日うがいすることも効果的です。
【2】十分な睡眠時間を確保する
睡眠不足が続くと、免疫力が下がります。
免疫力が下がったときに口内炎はできやすいです。
忙しい毎日を過ごしておられるとは思いますが、できるだけ7~9時間程度の十分な睡眠時間を確保するように心がけましょう。
【3】ビタミンB類の摂取
ビタミンB2などが不足すると、口内炎ができやすくなります。
サプリメントを摂取したり、レバーなどのビタミンBが豊富に含まれている食材を食べるようにしましょう。
口内炎が出来てしまった時は、軟膏を塗ったり、歯科医院で適切な治療を受けましょう。
そして普段からお口の中を清潔に保ったり、十分な睡眠を取ることによって、口内炎の出来にくい身体を作っていきましょう。
1週間以上口内炎が治らない方は何らかの原因がある可能性があります。
一度歯科医院で検査してもらいましょう。
ひかり歯科クリニック摂津院には口腔外科専門医が在籍しています。
口内炎をはじめとする粘膜疾患・粘膜痛にも対応可能です。
お口の中のトラブルは当院までお気軽にご相談ください。