顎関節症になると、あごの周りが緊張してバランスを崩してしまいます。
そうすると肩周りや首周りの筋肉も緊張してしまい、肩こりも引き起こしてしまいます。
また、痛みが出ている場合にはいつもと違う部分に力が入るので肩こりの原因になることもあります。
今回は顎関節症と肩こりの関係について解説していきます。
顔は左右対称が良いとされていますが、顔の使い方で歪みが出て、かみ合わせにも影響を及ぼすことがあります。
目尻や口角などバランスを崩していると顔の歪みが原因で顎関節症になることがあります。
顎関節症でいつも片側だけ向いて寝る人や頬杖をついている人は片側がだけバランスを崩して顎関節症になることがあります。
そのため片側だけ肩こりを引き起こすことがあり、その場合には顎関節症が原因のことが多いでしょう。
首の骨は正しい状態では、自然なカーブですが日頃の猫背からくる姿勢の悪さや交通事故の外傷などで首の骨がゆがむことがあります。
首の骨がゆがんでしまうと、首に受ける力をうまく受け止めることができないのでバランスが崩れます。
そうすると、首の緊張からあごのバランスも悪くなり、顎関節症になって肩こりの要因になります。
顎関節症であごに痛みがあると緊張状態になり肩こりになることをお話しましたが、顎関節症が改善して痛みがなくなると緊張がゆるみ、肩こりも改善するでしょう。
また、顎関節症で痛みが出ていない場合でも、緊張状態が緩和されると首や肩こりが治ることがあります。
【しっかりとかめる】
食事に制限がなく、痛みもないのでストレスなく食事ができます。
良くかむことで脳に刺激も与え、認知症の予防にも効果が期待できます。
【生活全般がスムーズになる】
顎関節症を治すことで、肩こりや首のこりが改善すると体調が改善して生活全般でスムーズに動くことができるようになります。
不調から解放されることで仕事も効率的に取り組むことができるでしょう。
顎関節症はあごだけでなくほかの部分の不調に原因にもなります。
早めに改善して体調を整えましょう。
あごの不調だけでなくさまざまな部分の改善が期待できメリットが多いです。